OSPF Network Type
ip ospf network
インタフェースコマンドで変更可能
show ip ospf interface [ I/F]
コマンドで現在の設定確認
Link-state advertisements (LSA) タイプ(参照-CCDA実践ガイドブック:ソフトバンク)
スタブエリア−ABR(トラフィックの出入り口)がひとつしかないエリア。LSAType5がフラッディングされるのを防ぐ。つまり他ASへの宛先情報はスタブエリアには必要ない。どうせ出入り口がひとつしかないので、そのトラフィックの宛先が他のエリアであろうと他ASであろうと関係なく、とりあえずひとつしかないABRへ送られる。エリアをスタブエリアに設定するには、ルータ構成モードで、(config-router)#area 1 stub とする。
Totally(完全)スタブエリア−基本的にスタブエリアと同じ。違いはLSAType5だけでなく、LSAType3もフラッディングされない。デフォルトルート情報のみ入ってくる。完全スタブエリアに属しているABRでは再配布は起こらないので、OSPF以外のルーティングプロトコル情報は入ってこない。他のベンダのルータでは完全スタブエリアをサポートしていないものもある。エリアを完全スタブエリアに設定するには、ルータ構成モードで、(config-router)#area 1 stub no-summary とする。
NSSA(Not-So-Stubby Area)−直訳すると「そんなにスタブエリアでもない」つまりトラフィックの出入り口がひとつでなくふたつ(ABRとASBRが各ひとつづつ)あるエリアを意味する。NSSAを設定すると、ASBRはLSAType5ではなくLSAType7をNSSAエリアに送信する。さらにそれを受けた反対側出入口のABRがLSAType5に変換してASの残りのエリアに送信するよう設定することも可能。
CCDA実践ガイドブックの215ページの説明を読むと、「スタブエリアの特性を、ASの残りの部分で保持する一方で・・・。」とかいてあるので、NSSAを設定するとLSAType5がAS全体にフラッディングされるのを防ぐということかな?いまいちよくわからないが多分そういうこと。
外部ルートのメトリックタイプ(デフォルトではType2が優先的に使われる)
コスト計算-100000000(=100MB)/帯域幅 つまり100MBの帯域をもつFastEthernet/FDDIなどではコストは1。10MBのEthernetではコストは10になる。
ロードバランシング-コストが同じなら自動的に負荷分散する。1つの宛先に対して最大4つのパスまで。
OSPFはデフォルトでは宛先別ロードバランシング。
ロードバランシングの種類(OSPFに限らずロードバランスをサポートする全てのルーティングプロトコルに当てはまる)
スケーラブルなOSPFネットワークを設計する為に気を付けること
OSPFデータベースの種類
OPSFの認証−ルータがエリアに参加するときにパスワード(クリアテキスト/MD5)が要求されるなどの認証をサポートしている。
参照−CID Exam Certification Guide:Cisco Press