i-Study for 640-503 ワンポイント


第1章 ルーティング原理

各ルーティング・プロトコルのホップ・カウント制限。
ディスタンス・ベクタ
RIPv1 16
RIPv2 16
IGRP 100
EIGRP 100
リンク・ステート
OSPF 200
IS-IS 1024

通常ルーティング・プロトコルはネットワーク層で動作するが、
RIP(アプリケーション層)、IGRP(トランスポート層)のみ例外。

IGRPのプロトコル番号は9で、トランスポート層にあります。
EIGRPはプロトコル番号は88で、EIGRPもトランスポート層にあります。
TCPのプロトコル番号は6で、UDPは17です。
RIPのUDPポート番号は520です。(プロトコル番号ではない)
http://www.infoseek.livedoor.com/~shinji_m/study/ccna/tcpip.htm

ISOプロトコル・スイートで使用されているリンク・ステート・プロトコルは、IS-IS。
IS-ISはIS-ISアルゴリズムを使用します。

 

第2章 IPアドレス拡張

ヘルパーアドレスだけ気をつけて。

 

第3章 シングルエリアOSPF基礎

一般的なリンク速度のデフォルト・コストは次のとおりです。
56Kbpsのシリアル・リンクのコスト=1785
T1のコスト=64
イーサネットのコスト=10
16Mbpsのトークン・リングのコスト=6
リンクのデフォルトのOSPFコストは、次のように計算されます。
10^8/帯域幅
このため、T1のコストは、100,000,000/1,544,000 ≒ 64になります。

近接ルータの静的構成を必要とするOSPFモードは、次のうちのどれですか?
a. NBMA
【解説】
NBMAモードでは、近接ルータが静的に定義されることが必要です。
このモードでは、すべてのルータが1つのサブネット上にあり、ルータが完全にメッシュされる場合は、DRとBDRが選択されます。
完全にメッシュされない場合は、DRとBDRを手動で選択する必要があり、DRとBDRをその他のすべてのルータに接続することが必要です。

NBMAトポロジー上のOSPFのデフォルトのHelloインターバルは、30秒です。

Ciscoルータは、NBMA環境でのOSPFの構成のために、RFC準拠モードを2種類とその他に追加モードを3種類提供します。
これらの追加モードのうち、ルータがLANに接続されているかのように動作するモードは、次のうちのどれですか?
b. ブロードキャスト・モード
【解説】
ブロードキャスト・モードは、近接ルータを静的に定義するための次善の策です。
このモードは、ルータがあたかもLANに接続されているかのように、インタフェースをブロードキャストに設定します。

Ciscoルータは、NBMAトポロジーでRFC2328に準拠する次のOSPF操作モードをサポートします。
1. NBMA(非ブロードキャスト・マルチアクセス)
2. ポイントツーマルチポイント
Ciscoでは、その他にも3つの操作モードをサポートします。
3. ポイントツーマルチポイントの非ブロードキャスト(これは、RFC準拠モードの拡張です。)
4. ブロードキャスト
5. ポイントツーポイント

OSPFをNBMAモードに構成するときのneighborコマンドのデフォルトの優先順位は、次のうちのどれですか?
【解説】
優先順位は、IPアドレスにより指定されている近接ルータの優先順位を示す8ビットの数値です。
デフォルトは0です。

OSPFをNBMAモードに構成するときのデフォルトのポーリング・インターバルは、次のうちのどれですか?
【解説】
デフォルトのポーリング・インターバルは120秒で、この値はHelloインターバルよりかなり大きく指定する必要があります。

優先順位が最も高いルータが、代表ルータ(DR)として選択されます。
優先順位が同じ場合は、ルータID値が最も高いルータが選択されます。

リンス・ステート・アドバタイズメント(LSA)のエージング・タイマのデフォルト値は、次のうちのどれですか?
【解説】
デフォルトでは、各LSAエントリには30分のエージング・タイマ値が割り当てられます。
タイマの期限が切れると、経路がまだ機能していることを確認するために送信元のルータが
ネットワークにリンク・ステート・アップデート(LSU)を送信します。

 

第4章 マルチエリアOSPF

OSPFのバックボーン・エリア、標準エリアのルータは
自分のエリア内の経路、自律システム内の他のOSPFエリアへの経路、および外部経路を認識します。
スタブ・エリアのルータは、
自分のエリア内の経路および自律システム内の他のOSPFエリアへの経路を認識し、
外部ネットワークに関してはデフォルト経路のみを認識します。
OSPFのトータリー・スタブ・エリアのルータ(Cisco特有の機能)は、
自分のエリア内の経路を認識し、自分のエリアの外に関してはすべてデフォルト経路のみを認識します。

OSPF ABRは、スタブ・エリアとトータリー・スタブ・エリアへデフォルト経路をアドバタイズします。
エリア1にアドバタイズされたデフォルト経路にコスト25を構成するコマンド
Router(config-router)#area <area-id> default-cost <cost>

 

第5章 EIGRP

show ip protocols - EIGRP自律システムの番号、フィルタリングおよび再配布の番号、
さらに近接ルータまたは距離の情報を表示します。
show ip route eigrp - ルーティング・テーブル内の現在のEIGRPエントリを表示します。
show ip eigrp traffic - Hello、アップデート、クエリー、および応答に関する統計情報を提供します。
show ip eigrp topology - EIGRPトポロジー・テーブル(経路の状態、サクセサの数、および距離などを含む)を表示します。
show ip eigrp neighbors - EIGRPにより検出された近接ルータを表示します。

1. debug eigrp packet - 送受信されるEIGRPパケットのタイプを表示します。
2. debug eigrp neighbors - 近接ルータから受信されたHelloパケットの内容を表示します。
3. debug ip eigrp route - EIGRPによりルーティング・テーブルに加えられた変更を表示します。
4. debug eigrp summary - EIGRPアクティビティのカプセル・バージョン、フィルタリングおよび再配布の番号、さらに近接ルータと距離の情報を表示します。

EIGRPのアップデート、クエリー、および応答の各パケットは
RTP(Reliable Transport Protocol)を使用して送信され、ACKを必要とします。

EIGRPアップデートパケットは、新規経路が検出されたときはマルチキャストとして送信され、
近接ルータが初期化されたときはトポロジー・テーブルを同期化するためにユニキャストとして送信されます。

 

第6章 BGP

show ip bgp - BGPルーティング・テーブルの内容を表示します。(show ip routeは?)
show ip bgp paths - データベース内のすべてのBGPパスを表示します。
show ip bgp summary - BGP接続の状態を表示します。
show ip bgp neighbors - 近接ルータへのTCPおよびBGP接続に関する情報を表示します。

BGPアトリビュートを分類するカテゴリは、次のとおりです。
・well-known mandatory
AS-Path
Next Hop
Origin
・well-known discretionary
Local Preference
Atomic Aggregate
・Optional transitive
Aggregator
Community
・Optional nontransitive
MED(Multi-exit-discriminator)

BGPルータは初期化時に完全なルーティング・テーブルを交換しますが、
その後はBGP更新メッセージに含められるのは単一パスに関する情報だけです。
複数のパスの場合は、複数の更新メッセージを送信する必要があります。

 

第7章 スケーラブルBGP

BGPのスプリット・ホライズン規則は、IBGPを介して学習した経路は、他のIBGPピアには決して伝播されない

IGPダイナミックルートをBGPに再配布すると不安定になることがあるのでお勧めしません。

 

第8章 ルーティングアップデート最適化

EIGRPとIGRP(同一AS内)間、
EIGRPとNovell RIP間、
およびEIGRPとRTMP間では、再配布が自動的に行われます。

ルート・マップでパケットに一致する項目が見つからなかった場合、
そのパケットは通常の宛先ベースのルーティングを使用して転送されます。

show ip policyコマンドが、すべてのルート・マップを表示します。
特定のルート・マップを表示するには、Router#show route-map <map-tag>

distribute-listコマンドの構文は、その他の構成コマンドとは異なり、インバウンド・フィルタを構成するかアウトバウンド・フィルタを構成するかにより違います。
インバウンド:
Router(config-router)#distribute-list {<access-list-number> | <name>} in [ <type> <number>]
アウトバウンド:
Router(config-router)#distribute-list <access-list-number> | <name> out [ <interface-name> | <routing-process> | <autonomous-system-number>]

 

第9章 スケーラビリティ機能実装

複雑なアクセスリスト、ToS - ポリシーベースルーティング
set,matchコマンド - ルートマップ

 


参照:i-Study for 640-503 Routing (System-Technology- i )問題更新はしていない状態なので一部正しくない可能性もあります。

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