トラブルシューティングモデル
●アクションプランを実行する上で注意すべき重要ポイント。
●電圧抵抗計やデジタルマルチメータは、基本的なネットワークメディアのテスト装置。
AC・DC 電圧、電流、抵抗、容量、ネットワークケーブルの導通をチェックできる。
●ケーブルテスタ(スキャナ)は、次のようなネットワークメディアに使用できる。
・STP(シールド・ツイストペアケーブル)
・UTP(非シールド・ツイストペアケーブル)
・10BaseT
・ 同軸およびツイン軸ケーブル
ケーブルテスタを使用して、減衰、ノイズ、NEXT(近端クロストーク)をチェックできる。
●TDR (Time Domain Reflectometer)は高性能のテストツールで、ネットワーク内のケーブルに問題が発生した際に、障害箇所を特定するために使用する。
オープン回路やショート、ケーブルの不適合、よじれ、折れ曲がりなどの障害を検知。ケーブル長。
●光ケーブルの導通テストは、可視光源または反射率計を使用し、3 波長(850nm、1300nm、1550nm)の光源が使用される。
OTDR(Optical Time Domain Reflectometer)ファイバの長さを正確に調べて、ケーブルの損傷箇所を特定し、ファイバの減衰を測定して、接続やコネクタ損失を計測。 ⇒光ケーブルテスタ
●ISO(国際標準化機構)で定義されている、ネットワーク管理の主要な5つの機能領域。
・障害管理
・構成および名前の管理
・性能管理
●CWSI(CiscoWorks for Switched Internetworks)は SNMP ベースのスイッチ管理ツール群。
・TrafficDirector:トラフィック使用率、エラー率、コリジョンの発生数などの統計値を生成。
・CiscoView:装置のモニタリング等の基本的なトラブルシューティングタスクを実行。
・VlanDiretcor:VLANの構成と管理を支援するアプリ。ドラッグ&ドロップ操作でOK。
・ATMDirector:
・User Tracking:
●CCO(Cisco Connection Online)は、ネットワーク管理のあらゆる分野をサポート。
http://www.cisco.com
●CCO Documentation:webおよびCD-ROMで提供。
・CiscoIOSリリースノート
・コマンドリファレンスとコマンドサマリ
・全Cisco製品に関する構成ガイドとインストレーションガイド
・Cisco製品のカタログ
●CCO MarkerPlace:webでソフトウェア製品を購入できる。
・ Service Part Agent (スペアツール等)
●CCO Software Center:Ciscoのソフトウェア製品のアップグレード、一般情報、リリースノート等についての総合的な情報提供の場。IOSのダウンロードもできる。
●CCO Bug Toolkit は次の3つの統合ツールで構成されている。
どのパラメータを入力しバグを検索。結果はWatcher Bin・Bug Navigator:ソフトウェアバージョン、ソフトウェア機能、製品ファミリなフォルダに保存。
・Bug Alert:既にBug Navigatorに定義したプロファイルと一致する新たなバグがないか、バグデータベースを常に監視。検出された新たなバグはWatcher Binに追加。
・Bug Watcher:Watcher Binに保存してあるバグのステータスを調べることができる。
●最初に連絡を受けたTACのCSE(Customer Support Engineer)が、問題にケース番号を割り当てる。このケース番号は特定の問題に対して割り当てられ、TACに連絡する際に必要になるので、必ず記録しておかなければならない。CSEにより問題の種類と優先順位レベルが決定されると、該当するCustomer Engineering Response Teamに問題が転送される。
●CCO Case Management Toolkit には次のツールが含まれています。
・Case Open:TAC にケースを開設。
・Case Query :TACに開設したケースの状況をチェックすることが可能。
・Case Update:開設したケースに自分の注釈を付け加えることが可能。