ISDN

for CCIE Qualification (350-001E)     ここでは詳細な説明は省いて、ポイントだけを押さえていきます。


ISDNネットワーキング アプリケーション

ISDNには以下のような機能があります。

通常は、ISDN発呼側を「SOHO」、受信側を「ネットワークアクセスサーバ(NAS)」と呼びます。

 


ISDNソリューションの構成要素

 


ISDNのトラブルシュート

(ISDNはOSI参照モデルの下位3層で動作する)

1,まずリモートISDNインタフェースにping を実行し、接続が正しく機能しているか確認。

2,接続されてなかったら、interestingパケットが存在しているか確認(debug dialer events / packets コマンド)。

3,interestingパケットが存在していたら、show isdn interface コマンドで下位3層全ての状態を確認。
   (ある層が非アクティブだとその上位層も非アクティブになる)

4,物理層での確認

BRI: debug bri

PRI: show controller t1 (no alarms detected は問題がないことを示す。)

5,データリンク層での確認 (BチャネルではPPPなど、DチャネルではLAPDプロトコルが動作している)

debug isdn q921

debug ppp negotiation (PPP認証の確認)

show interface bri 0 1 (LCP/NCPのステータス表示)

6,ネットワーク層での確認 (BチャネルではIP/IPXなど、DチャネルではQ.931プロトコルが動作している)

debug isdn q931

7,その他

show/debug dialer

show isdn history


参照:CCIE基本ガイドネットワークデザイン&ケーススタディ第2版(Cisco Press)/

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