「Router Virtual Access」サービス

    since 2003/9/26

 

現在サービス提供を中止しております・・・・


Cisco Networking Professionals Connection(シスコネットプロ)で連載していた「CCIE取得日記」の構成を再現しています。
(すでにこのサイトでの掲載は停止してますが、ご要望があればWordファイルでシナリオをお送りします)

第39回からの「総合演習問題」を見ながら設定していくと、フレームリレー/IGP/BGP/IP Multicastなどの練習ができます。

 

CCIEラボ試験を目指している方はもちろんですが、CCNAレベルの方でもシミュレーション問題対策としてRIPやアクセスリストの設定など気軽にいじってもらえると思います。


・「Router Virtual Access」サービスとは:

ルータの操作を体験していただくサービスです。
利用者の自宅などからインターネットを経由してtelnetで私の自宅ネットワーク環境に接続していただきます。
ネットワーク全般・Cisco技術者認定資格などの勉強をしている方、ルータを扱う業務に就いている方などにオススメです。

勿論ネットワーク初心者の方にも簡単にご利用いただけます。
スキルに不安がある方もお気軽にお問い合わせ下さい。

注意事項

 

本サービスに関するお問い合わせ、ご意見ご要望、利用後の感想などは以下の掲示板に、
http://bbs5.cgiboy.com/p/74/01302/

ご利用希望の方はこちらのメールアドレスへお願いいたします。

この「Router Virtual Access」のシステムをまとめたドキュメントやネットワーク構成は、随時更新予定です。


INDEX

 

・背景:

CCNAなどのCisco技術者認定資格の勉強をされている方で、ルータの実機操作経験がなく、なかなか勉強していてもイメージが掴みづらいという問題を抱えている方がいらっしゃると思います。
実際私もそうでした。
実機経験がほとんどないままCCNP/CCDPまで取得しましたが、いざ業務に就くと、やはり頭で理解していても実機経験がないため、思わぬ問題にぶち当たるということがよくありました。

やはり知識と実技能力を平行して伸ばしていくことが必要だと感じました。

そこでネットワーク・エンジニアの業務に就きたいがルータの実機操作経験のないというネットワーク初心者の方に、またはCCNAやCCNP/CCIP/CCIEなどのCisco上級資格取得を目指している方に、私の自宅にあるルータにインターネットを経由して外からtelnet接続してもらい、現在勉強されているルータの設定などを実際していただく、というサービスを当HPで提供していきたいと思います。

そのサービスを「Router Virtual Access」と名付けました。

 

・利用料:

利用時間 支払い方法1:現金 支払い方法2:資料請求など
2時間 \1000 3件
それ以上 その都度利用時に確認して下さい

現金か資料請求かのいずれかを選んでいただきます(基本はご利用後)。

資料請求とは、当HPのリンクから資格対策講座の資料請求、派遣会社の仮登録、ビジネス系メルマガの購読(1ヶ月程)などをお願いいたします。
(ビジネス系メルマガというのは、当HPで発行しているメルマガではありません)
利用者の都合もあると思うので、こちらが指定する幾つかの資料請求の中から利用者に選んで貰う形にします。
(当HPに貼ってあるバナーなら何でもいいというわけではありません。こちらから指定します。)
勿論どれも怪しいものではありませんのでご心配なく。
その広告収入を運用費に充てます。

ご利用日の1日前・当日キャンセルされた場合も料金支払い/資料請求はお願いすることになります。

利用回数の制限も基本的にはないですが、他の利用者や私のスケジュールの都合で、ご遠慮いただく場合もあります。

複数の方を同時にご利用いただくことはありません。

 

・コミュニケーション方法:

事前の相談・打ち合わせはメールで行います。

現在どんなことを勉強していて何を設定してみたいのかなどを伺います。
話し合いが終わった段階で納得いただければ、はじめてサービスを利用するということになります。
事前の相談だけでは利用料は発生しません。
当サービス環境で希望されることが出来ないと判断された場合はキャンセルいただいて構いません。

 

・インストラクション:

本サービスを希望する方と事前にメールで話し合いを行います(お急ぎの場合は省きます)。

サービス利用中の私からのインストラクションについては、基本的に必要がなければ、1つ1つ私から「次はこれをやってください」などの指示は出しません。
困ったときのヘルプ機能くらいに考えていてください。

私が自宅にいないときは一切ヘルプはできませんのでご了承ください。

 

・サービス提供時間帯:

事前に希望日時を指定してください。
1回につき2時間を目安とさせていただきます。

それ以上の時間を希望される方は相談してください。
2時間以上の利用時間でも構いませんが、その分利用料は増えます。

事前に決めたご利用日の1日前・当日のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承下さい。

ゆくゆくは終日利用可能にする予定です。
ただし私が自宅に居ない時に利用する場合は、利用者の設定変更(インタフェースのアドレス変更など)によってtelnet接続が切断され続行が出来なくなる場合があります。ご了承下さい。

 

・ネットワーク構成:

以下の図に掲載している構成になります。

一部設備上の問題で、シナリオ通りの構成を組めないところがあります(青い枠で囲われている部分)。

  1. SW1がレイヤ2スイッチ(Catalyst1924)のためルーティング設定ができない
  2. R3とR4を接続するISDNネットワークがシリアル接続になっている
  3. R6ではサブインタフェースではなく、物理的に2つのインタフェースを使っている
  4. すべてのルータでFast EthernetではなくEthernetインタフェースになっている

 

・各ルータ バージョン情報

機種 Catalyst1924 Cisco2610
(Terminal Server)
Cisco2514 Cisco2610 Cisco3621 Cisco3620
(FRスイッチ)
Cisco2514
ホスト名 SW1 R1 R2 R3 R4 R5 R6
IOS Version V9.00.02 EN (C2600-IO3-M),
Version 12.2(17a)
(C2500-JS-L),
Version 12.2(23)
(C2600-J1S3-M),
Version 12.3(1a)
(C3620-A3JK8S-M),
Version 12.2(17a)
(C3620-A3JK8S-M),
Version 12.2(17a)
(C2500-JS-L),
Version 12.2(23)

 

・telnet接続/Terminal Line操作方法

ご利用日時の直前にtelnetしていただくグローバルIPアドレス(その都度違います)とルータのパスワード(全機器共通)をメールでお知らせします。
DOSプロンプトなどからグローバルIPアドレスにtelnetして接続して下さい。
telnetしていただくと私の自宅にあるADSLモデム/ルータを経由してCisco2610(Terminal Server)ルータのinterface ethernet 0に接続されます。
そこから各ルータにアクセスするには、以下の2通りの方法があります。

  1. 直接接続されている対向ルータにtelnetで渡っていく。
    この場合ルートが1つしかないので設定変更などにより途中のリンクが切断されてしまうと、その先のルータにはtelnet出来なくなります。

  2. Cisco2610(Terminal Server)ルータを起点にしてTerminal Lineを使ってアクセスする
    Terminal Lineが各ルータのconsoleポートに接続されていて、Cisco2610(Terminal Server)ルータに必要な設定もしてありますので、Terminalルータのコンソール画面で各ルータ名を入力するだけで各ルータに繋がります。
    Terminalルータの画面に戻りたい時は、ctrl+shift+6 を同時に押し、離してから x キーを押すとTerminalセッションを保ったまま戻ります。
    文字で書くとちょっとわかりづらいですが、実際操作してみると簡単です。
    ただ各ルータを行ったり来たりしていると、自分が今どのルータの画面を操作しているのか混乱しやすいと思うので、常にルータ名を確認するようにして下さい。

    R1#        <- Cisco2610(Terminal Server)ルータの画面で
    R1#R2       <- 接続したいルータ名(ここではR2)を入力すると
    Trying R2 (192.168.0.101, 2033)... Open

    R2>en         <- R2に接続しました
    Password:
    R2#
    R2#
    R2#          <- ctrl+shift+6 を同時に押し、離してから x キーを押すと
    R1#           <- R1ルータに戻りました
    TR1#sh sessions
    Conn   Host    Address     Byte  Idle  Conn Name
    * 1     R2   192.168.0.101    0    0      R2
    (セッションは残ったまま)

    R1#resume 1         <- ここで「resume conn番号」 を入力するとセッションを復元(レジューム)します
    [Resuming connection 1 to R2 ... ]    

    R2#          <- またR2に繋がりました
    R2#
    R2#

 

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