●リダイレクト
通常はキーボードが標準入力・ディスプレイが標準出力だが、
ファイルからデータを読み込んでコマンドを実行したり、コマンドの実行結果をファイルに保存したりする
リダイレクト記号 説明 例 > コマンド実行結果をファイルに上書き $ env > env.txt >> コマンド実行結果をファイルに追記 $ env >> env.txt < ファイル内容を読み込んでコマンドを実行 $ cat < env.txt << 末尾に指定する文字列が現れるまでファイルに入力を続ける $ cat > text.txt << END 2> 標準エラー出力をファイルに書き出し $ find / -name 文字列 2>find.err
●パイプ
あるコマンドの標準出力を 「|」記号を使って次のコマンドの標準出力へつなげる
$ cat /var/log/log.txt | less log.txtの内容をlessコマンドで表示 $ dmesg | tee dmesg.log dmesgコマンドの出力結果を画面に表示すると同時にdmesg.logファイルにも保存 $ find / -name 文字列 -print | xargs grep Linux 文字列で指定したファイルを対象にgrepコマンドを実行