since 2007/9/5 update 2017/1/14
このページは当サイトの作者が独自の視点でCCNAをわかりやすく説明したものです。
なぜ今更!と言われそうですが、色んなことを含めて書きたくなりました。
裏話的な事も書くかもしれませんが、公式の情報についてはCisco社ホームページをご覧ください。
CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、
ネットワーク機器のトップベンダーであるシスコシステムズ(Cisco)が認定する、コンピュータ・ネットワークの基礎知識や、Cisco製のルータ、スイッチなどのネットワーク機器の設定・メンテナンスの技術(特にCisco IOSのコマンドの使い方など)を問う認定資格のことです。
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ある特定の企業やメーカーが自社で開発したIT製品についての操作技術を認定する資格のことをベンダー資格といい、主にIT業界で一般的に使われています。
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Ciscoが主催しているベンダー資格のことをCisco技術者認定といい、
CCNAはCisco技術者認定の中で最も初級レベルに位置づけられていて、
CCNAの上位資格としてCCNPや、最上位のCCIEといった認定資格があります。
CCNA認定を取得するメリットとしては、自らの能力・スキルを客観的に証明・アピールすることができます。
CCNAの取得者はネットワークの基礎知識とCisco社製のネットワーク機器の基本操作が身に付いているとみなされます。
CCNAを取得すると報奨金などを出す企業も多いようです。
特に派遣・請負などの業務形態が盛んなIT業界では、仕事を得るために、ネットワークに関する知識の習得とCisco社製のネットワーク機器の基本操作が出来ることを証明しなければなりません。
そのためにITネットワークの世界で共通的に使われているのが、このCCNAというベンダー資格です。
CCNAは誰でも受験することができます。
必要な手続き・試験範囲などはCisco社ホームページに書いていますが、試験はパソコンで行います。
問題のほとんどが選択問題ですが、その中でシミュレーション問題というのがあります。
シミュレーション問題とはネットワーク構成図を正しく読み取り、問題に出される要件を満たすようにCiscoのネットワーク機器に対して設定を行う。
という形式の問題です。
あくまでパソコンのプログラム上で設定するのですが、いわゆる実技問題に近い内容になっています。
シミュレーション問題は最近のCCNAでは1問だけの出題のようですが、
他の選択問題に比べ、配点が高いといわれています。
ですのでシミュレーション問題を正解することが、CCNA試験の合格の近道と言うことができます。
CCNAはITネットワークの進化に伴って、試験の内容・範囲が新しくなることがあります。
これは試験のバージョンアップという言い方をしていて。
昔はCCNA1.0→CCNA2.0という呼び方をしていましたが、最近では試験番号で区別しています。
現状のCCNA試験は640-801Jという番号になっていて、2008年3月31日まで受験することができます。
2007年12月からは新しい試験(640-802J)がリリースされるとの発表がありました。
2015年11月現在では、試験番号200-120J がCCNA、それを2分割してものが100-101Jの ICND1と200-101J のICND2となっています。(エントリー向けということでCCENTと表記されたりします)
ICND1と2を両方受かると、200-120Jを受かったのと同じ(つまりCCNA認定)となります。
一般的に試験のバージョンが上がると試験範囲も広くなり難易度が上がると言われています。
2017年1月現在ではCCNA3.0になっています。試験番号は200-125J
認定試験チュートリアルは間違いなく繰り返し触っておきたい。
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